オタクの呪い<腐女子がママになってなりメの千石さんと再会したお話⑱>

オンナの叫び

このお話は、これで一旦終了です。

最後に・・・なりメをやっていく中で色んな人間模様を垣間見てきました。

口調は二次元のキャラをまねていても、時々見せてくれる「本体さん」の本音には

ティーンならではの、悩み、不安、不満、悲しさ、バクハツしそうな危険が潜んでいました。

実の兄弟にキスされて「これっておかしいのかな?」と判断がつかない子、

学校の先輩に手を出されたことを自慢げに話してくる子、

「私って痩せてる?」「この顔、可愛いと思う?」と容姿に自信がもてない子、

たくさんいました。それは、現実の家族や友達相手じゃ解決できない

第三者にしかキャッチできない、心の叫びだったんだと思います。

当時は「どうしてこんなことまでなりメに書くの?」と思っていましたが

今だったら、少しでも力になったり、もっと時間をとって話を聞いてあげられるかもしれない。

あの時、なりメを通して知り合った子たちが今は悩んでいないことを祈ります。

書いた人 本間恵理

新潟県出身。東放学園専門学校卒業。学生時代にラジオの放送作家を経験した後、テレビの放送作家の事務所に就職。リサーチャーとして独立後、2020年7月、女性だけ...

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