13年間不倫をしていた先輩、別れた後、良き縁に恵まれトントン拍子で結婚なさる

オンナの叫び

40代の人生の先輩がいる。
最近出会って意気投合し、色んな話をする。恋愛、婦人科、懐事情、思想、エトセトラ。

先輩と私の関係

彼女だけが、私の口癖である「なぜ週5日1日8時間も働くのか」という問いに「生きるため」とか「生活のため」とか「やはりメリハリがないと、人生は!」などと言わずに、ただただ「わかる!」と同意してくれる。さらにユニークな返しを私の脳内に突き刺してくる。
「皆んながみんな、働けるわけではない」とか「そんなに働く為に生まれたわけではない」だとか「当たり前のように働いている多くの人が凄すぎる、異常なのだ」などと言い合い、少しでも同じ考えの人がいることに安堵感や、仲間意識を作る。

「上手く社会に適合しない私たち」というお互いの共通認識がさらに私たちの関係を深くする。

彼女の話

彼女がタイトル通り、13年間不倫していた先輩。〝不倫〟と聞くと、妻子ある身の男性を奪う〝良くないイメージ〟しかなかったが、彼女の場合、その男性は離婚したいと妻に長年言っていたが、奥さんが同意しないため(金銭的に苦しいので)、10年以上別居しながら、籍だけは入れていたらしい。

不倫にもそういうパターンがあるんだと初めて知ったと同時に白黒ハッキリさせたい私はもう離婚届を出したっていいじゃないかとも思ったし、いや、逆にもう今更離婚届を出したところで、という状態なのかとも思った。

妻と別居中なので、私の先輩はその人と同居していた。既婚者との同居ってよくよく考えると不思議だなと思う。そして、奥さんもおそらく知っているだろうその関係を、よく許す?受け入れる?知っていられるな、とも思う。詳しい話は本人同士でしか分からないし、本人同士だって意見の食い違いはあるだろうがやはり私にとっては既婚者との同居は異質で、奥さんももう離婚に承諾してあげてはどうか、と赤の他人ながら旦那の方を哀れに思ってしまう。

その不倫の終着点は、男の方が第3者のメンヘラ女の登場により、そいつと浮気。先輩は別れを切り出され、引っ越した新たな土地で長年知人程度だった男性とスピード婚。

彼氏とそのメンヘラ女は案の定、長くは続かず男は先輩に泣きついてきたが色々吹っ切れていた先輩は何の迷いもなく振ったらしい。
天晴れだ!

「何かを捨てたら、新たなスペースができて新しいものが入る、と言われているけど本当にそうだった」と先輩は言っていた。

不倫について私が思ったこと

世間一般的に、「そんな不倫する男だもん、自分も浮気される覚悟で付き合わないと〜」とか、「そんな奥さんとどっち付かずな関係の男は絶対に辞めといた方がいいに決まってる!」とかももちろん思った。でも、そんな男を好きになる女がいてこそ、恋愛社会は成り立っていて、だからこそ自分自身にも希望が持てる。皆んな、なんだかんだ誰かとペアになり、ペアになりたいと思わない一匹狼はそれはそれで許される社会になってきた。

最近考える。離婚は失敗ではない。ただの通過点。

誰もがもちろん離婚したくて結婚をするわけではない。でも現実はいつも自分の想像を裏切ってくるし、相手は良くも悪くも変化する。もちろん自分も。その変化について行くも行かないも私たちの自由であり相手の変化に受け入れられない自分を無理に責めずお気楽に時間の流れを楽しめるようになりたい。

先輩と話していて、思い切って断捨離でもしてみようか、という気分にさせられた。

書いた人 渡辺真央

大きな目標をクリアするために、小さな目標を設定し、それに向けて努力し続けることが出来るライター。自分をどう動かすかを理解しているので、失敗しても、煮詰まって...

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