謎校則ふざけんな!下着は上下白のみ?

オンナの叫び

白いブラ、白いパンティ。ワンポイントもダメ。

わたしの娘が通っていた中学校の校則は謎だらけでした。

前髪の長さの決まりはもちろん、ポニーテールの高さも決まっている。さらに三つ編みはダメ、スカートは膝下何センチ…と一通りある中で、母娘ともども頭を抱えた校則がありました。

それは「下着は白」

しかも「上下、白」

つまり白いブラ、白いパンティ、白いタンクトップ、白い靴下。ワンポイントもダメ。本当に難しい。タンクトップと靴下は量販店にもあるのでなんとか調達できますが、ブラとパンティ、生理用のショーツに関しては、白一色なんて・・・どこに売ってるの!?

意地でも買いに行くもんか!

とはいっても、まさか制服の裾を捲って調べられることはないだろうと高をくくっていました。要は派手な色じゃなきゃ大丈夫なんでしょう。ある日、薄いパステルカラーの下着類と、白のタンクトップを着せて学校へ行かせました。

どうか先生に見つかりませんように・・・

ブレザーを着ている時期はさすがに調べる術もなく、教師から口頭でしつこく言われただけで済んでいました。が、夏服になったある日、ついにその時がやってきました。帰宅した娘が一言。

「下着、言われた」と・・・。

どうやらブラの肩紐がタンクトップからはみ出していて、ブラウスの上から透けていたらしいのです。おのれ、謎校則め・・・ふざけんな!

こうして、ようやく重い腰を上げ、上下白の下着をわざわざ買いに行く羽目になったのです。市内の量販店にはこの謎校則に対応すべく、学生用の白下着コーナーがありました。が、その「スクール下着コーナー」に売っているサイズでは、うちの娘にはサイズが合わないのです。

コロコロ体型が変わる成長期。娘の体形だと、上下1980円で売っている店の下着は小さすぎる。仕方なくレディースの下着売り場へ。上下白で、レースなどの華美な装飾がないシンプル仕様となると、3000円から5000円、下手すると一式1万円はかかるのです。

一万円!?

上下セットで1万円…その時、母は?

中学の娘に、1万円の下着・・・これは親としては悩みどころ。もちろん、替えの下着が必要なため、一組では済みません。替えを含めると3組はマスト。プラス生理の時用。計算すると一年間で下着だけで4〜5万円が消えていく計算になったのです。

この謎校則、超がつくほどのお嬢様学校の決まりなら納得できます。

でも、うちの場合は家から徒歩10分の公立中学の話です。

校則を破ることになるけれど・・・なんとかしてみせる。

わたしは決めました。買わないことにしました。

たとえ校則を破っても、納得できない校則に屈したくありません。

こうして中学3年間、娘は白い下着じゃないままのらりくらりとやり過ごし、わたしは個人懇談で言われたら反撃してやる!と思いながらやり過ごしました。

(結局、その機会はありませんでしたが)。

上下白の下着。謎校則は男子も然り。

そして来年には、下の息子が同じ中学へ通うことに。もちろん、男子の下着も白。つまり、白ブリーフを履くのです。

娘のために合計4万円の下着を買わなかった私。息子のためには、手頃な値段の白ブリーフを買ってあげようと思います。

それにしても、今度は白ブリーフに、白靴下に、坊主頭か・・・。

確かに、清潔感はあります。でも考え方が昭和から1ミリも進んでいない事に現場の職員の方は何も思わないのでしょうか?

あなたが親だったら、納得できない謎校則でも従いますか?

子どものために4万円の下着をわざわざ買いますか?

書いた人 加藤有加

大手アパレルメーカーの販売員を経て、自身の無月経をツボ刺激で改善させたことから「薬に頼らない治療」に魅力を感じ鍼灸の世界に飛び込む。 手指鍼に出会い、内科的...

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