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「今めちゃくちゃラーメン食べたい!」だからラーメンを食べる。私の曲を作って歌いたい気持ちは、そんな衝動に似ている。

オンナの叫び

たくさんある選択肢の中から「どれにしようかなぁ?」とシンガーソングライターという進路を選んだわけではない。

前提に「人生、生きづらいな」という思いがある。ある程度生きたら死ぬか?シンガーソングライターとして生きるか?私にとっての音楽活動は、実はそれくらいガチなのだ。

それ以外を選ばなかったんじゃなくて、選べなかった。

「曲を作る」

それだけを聞くと「どんなジャンルにする?」とか「今っぽさも取り入れた方がいいんじゃない?」とか、作曲のことだけに焦点を当てた視点でのコミュニケーションになりがちだ。

だけど、なんだかそれは「あー今めちゃくちゃ豚骨ラーメン食べたい!」と思っているところに「和食、洋食、中華どれがいい?」「鶏がらベースのほうが体にいいよ」と言われているようなものだ。私は豚骨ラーメンが食べたいんじゃ!

自分が本当に食べたいものは何か?自分が本当に作りたい曲はどんな曲か?私自身への問いかけを常に忘れないようにしている。

そうでないと自分を見失ってしまいそうになるから。

シンガーソングライターとして音楽活動をしていると、良くも悪くもいろんなアドバイスをもらう。時としてそれが自分を苦しめることもある。

きっと、端から見ると私の音楽活動は、たくさんある選択肢の中から1つずつ選択して、うまくいっているときもあれば、うまくいかない時もある、そんな先の見えない作業をしているかのように見えるかもしれないけれど、実際は私の中では既に、確固たる選択肢があるのだ。

心持ちというか、吐き出さないとどうしようもない想いとか経験なんかが、その辺のシンガーソングライターとはちょいと違うのだ。

‥というと生意気な感じがするけれど(笑)、シンガーソングライターやギタ女という存在がうじゃうじゃいる中でも、他のシンガーソングライターに嫉妬したり、比較して落ち込んだりしないのは、そんなマインドがあるからだと思う。

ちなみに、私の曲作りの多くは、メロディと歌詞を同時に作っていくスタイルで、どちらかというと、メロディを重視している。

伝えたいメッセージがあって、それを歌詞にしてメロディをのせるのが、シンガーソングライターの曲作りと思われがちだ。

しかしながら、私の場合、歌う時に着たい服のイメージや、ステージに立った時に当たる照明の色、恐い・楽しそうといったお客さんに与える雰囲気などを最初に決めることが多い。

自分を表現する手段としての音楽は、とても自由だ。しかし、そこに職業としてのシンガーソングライターという視点が加わると、少し複雑になってしまう。

「ライブ配信とかYouTubeとかもっとしなよ」といったアドバイスばかりが提示される。それを積極的にやらないと「努力していない」と言われる。

良い音楽を作るために、人知れずたくさんの勉強や練習をしているのに、その努力が簡単に見えるか見えないかだけで、判断しないでいただきたい。

本当にいい曲を作って、届けて、それをいいと思ってくれる人がいて。
張りぼてのような作品や広告で、過大な評価を得るのではなく、本物の作品を作って、正しく評価されたい。

書いた人 阿修羅

かつては菩薩のような広い心を持っていたものの、社会の荒波に揉まれるうちに、抑えきれない阿修羅の心が顔を出し、遂に社会進出。 よく分からない学校や社会のルール...

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