保育園上がりの子は「山猿」!?小学校入学前から決まっていた「保護者目線のスクールカースト」

オンナの叫び

「スクールカースト」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?

ある辞書によると【学校のクラス内で、勉強以外の能力や容姿などにより各人が格付けされ、階層が形成された状態】とありました。

私も思春期に経験しましたが、学校に通う以上どうしても避けられない【生徒同士で勝手に決まるもの】という厄介な存在でした。とはいえ、小学校高学年~高校生くらいまで、人生のほんの一瞬にすぎないモノと思っていたのです。

ママ友から、あの話の聞くまでは!!

幼稚園?保育園?小学校入学前に味わう「格差」

保育園と幼稚園、特に幼稚園では私立か公立かによって中身が大きく違います。

私立の幼稚園には英語の勉強、水泳、ミサがあったりと手厚い保育。中には二重跳びがガンガンできるようになったり、裁縫を教えてもらえたりする所もあります。

一方で公立の幼稚園なら、夏には近くの小学校のプールを借りて泳いだり、読み書きを教えてもらえたり、小学校入学後に困らない程度に何でもこなせる様にしてもらえる手厚さが売りです。

その幼稚園から遠く離れた存在が、保育園。こちらは遊びが中心。

お行儀が悪くても注意されないし、英語や体育の勉強はもちろんなし。

小学校に上がってから、カルチャーショックを受ける子もいるかもしれません。

でもそんな保育園にだってメリットがあります。それは、生まれて間もないころから一緒に育ってきた「究極の幼馴染」が何人もいる心強さ。この絆は、小学校に上がってから苦労した時こそ発揮されるのです。

せっかく入った保育園。どうして幼稚園に転園するの?

ここ十数年の間で全国の待機児童の多さが問題になり、保育の体制が変わってきました。保育園と幼稚園の一体型の「子供園」や、幼稚園が終わった後に保護者のお迎えがあるまで利用できる「デイサービス」など、働く親をサポートするサービスが増えてきたように思います。

我が家の場合は共働きで、夫婦が仕事を休める日の都合で「保育園一択」でした。働く間、子どもを預かってもらえるのは保育園だけの特権。周りのお母さんも同じ気持ちだと思っていました。

それが、子どもが4歳になった頃から周りの保護者から「来年度は幼稚園に転園する」という声が聞こえてくるようになりました。

待機児童が多い中、苦労してゲットした保育園に通える権利をみすみす手放すなんてもったいない!なぜ?と思っていたら、それは意外な理由でした。

「だって、保育園では何もしてくれないから。保育園上がりの子が、小学校に上がった途端、何てよばれるか知ってる?山猿って呼ばれてるのよぉ」

なに!?

自分の耳を疑いました。

山猿!?

色んな人が交じり合うのは、小学校も社会も変わらない

保育園では何もしてくれない。

確かに英語の時間もなければ、思いっきり走り回れる園庭も無い。プールも広くない。やれ誰かに叩かれただの、誰かをひっかいただのと、泣いたり叫んだリしている姿が日常です。その元気な保育園上がりの子たちと、きちんとお行儀を学んだ幼稚園上がりの子がごちゃまぜになるのが小学校という場所なんです。大人が働く社会と、何も変わりません。どうして「山猿」なんて呼ばれるのでしょう?

子どもたちは誰も悪くない。

まさか、入学前から「保護者目線のスクールカースト」も存在したなんて。

さて、我が家に対する「保護者目線のスクールカースト」はと言うと…

低学年の間は、幼稚園上がりの保護者からの「山猿だ」という冷めた眼差しに晒される「下層部」に位置。高学年になってからは「保育園上がり同士の絆」を、幼稚園上がりの同級生に嫉妬され、理不尽な文句を言われるというカーストの上なんだか下なんだか分からないポジションを行ったり来たりしていました。

親として助かったのは、当の我が子がその言われっぷりを「だからどうした」というレベルで全く気にしていなかったことです。もしかしたらこの「肝の据わり具合」そのものが保育園上がりの最強スキルなのかも知れません。

加藤有加

大手アパレルメーカーの販売員を経て、自身の無月経をツボ刺激で改善させたことから「薬に頼らない治療」に魅力を感じ鍼灸の世界に飛び込む。 手指鍼に出会い、内科的...

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