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初対面で「占いできるんです」と言われたときのパワーワード感〜実際にあった他人と秒で仲良くなる方法〜

オンナの叫び

私はすごく周囲の人には恵まれている。「には」というところが少し引っかかるかもしれないが、家族や友人はもちろん、自分の人生を振り返っても本当にいい先生や職場の同僚など、あらゆる不思議な縁に結ばれてきた。

人間関係に恵まれてきた

人間、良い所は1つくらいあると言うが、私の人生で本当に恵まれている、ラッキーだ、と感じるところが人間関係だと自負している。

社会問題の多くが人間関係だと言われているがそれがほとんど無いことは他人より、ストレスが少ないだろう。しかし私の場合、自分自身の問題が多すぎて総ストレス数は皆んなと変わらず、なんならそれ以上で、やはり人間しっかりとバランスが取れているなと感じる今日この頃。

私は6月に転職をした。パートで働いていた会社を3月いっぱいで辞め、6月から新たな会社でまた懲りもせず、パートとして明るく元気に働いている。今の会社で出会ったある女性の話なのだが、この女性(40代既婚)が割と強烈に面白く、物凄く自分と似たような匂いがする人なのだ。

初めましての人

初めは当たり障りのない、お互いを探り合いながらの会話からスタート。どこに住んでいるのか、出身はどこか、この梅雨時に関する天気の話、初めはこんな感じだったが4、5回会ううちに、個人的な話もするようになった。

「ずっとフリーターで、仕事が続かなくって、ライターと翻訳家になりたくって、でもいつまでもフリーターでいるのだろう…って最近不安になってきた、彼氏もいなくて、生涯孤独な予感しかしない、ああ人生辛い、思ってた23歳と違う〜〜〜」的なことを仕事中に雑談内容にしては若干重く、他人にとっては超どうでもいいことを笑いながら話したら、その女性が「わかるわかる、私も思ってた40代と違うし、こんなはずじゃなかった、自分も仕事は長くて3年だし、でもなんとかなってるからあなたも大丈夫」と言われた。

物凄くその言葉に励まされた。自分と似たような感じの人が言う【なんとかなる】ほど力強い言葉なはい。反対に世間一般的なエリートが言う【なんとかなる】ほど当てにならないモノはない。

その言葉はもちろんずっと永遠には私を励ましてはくれない。しかし、一瞬でも、励まされたことによって私の記憶に深く残り、それがふとしたときに思い出され、また前向きな気持ちにさせてくれる。そんな励ましがいっぱい自分の中に持っていればいるほど、より多く自分を自分で励ますことができる。自分1人でできる励ましの循環だ。

そんなこんなで、この女性!最高!と思ったその後に、タイトル通り、「私のお姉ちゃん、占い師なんだ、しかも結構有名(笑)後でURL送っといてあげる」と言われた。「ちなみに私も占える」という言葉を付け加えて。。。

もうその言葉で、私の脳内「ハイ!この人スキー!!!」という感じ。私は占いに頼る、依存するという感じではなく一種のエンターテイメント的に捉えている。なんなら自分も占いを勉強したいくらい。占いの何が1番魅力かというと、その超能力的な、第6感的な、伊坂幸太郎の小説に1人は出てくる奴みたいな、そういうことができる人に昔から物凄く憧れがある。目に見えない、言葉で表すことができないことをする人ってやっぱりカッコ良い!

さらに好きになった!

彼女のお姉さんは本当に有名で、あるウェブマガジンで毎日、各星座の運勢を更新していた。彼女たちの祖母が沖縄でユタをしていたらしい。物凄く信憑性があるし、彼女は「別に姉のところへ行け!」なんて強引にも、やんわりも勧めることはもちろんしなかった。それがまた私を安心させ彼女をさらに好きになる材料にもなった。

22歳の頃、勤めていた会社の同僚にも占いができるという男がいた。彼もまた40代で、実際にお金を取って占ったことはないが昔から相手が何を考えているのかとか、その人の未来とか過去がわかると言っていた。

第三者の同僚の車の色や車種もなんなく当てていたし、私の恋愛歴も色々と言われた。本当にこんな人がいるんだと思ったし、それと同時に占い師という毎日会わない関係の人ならば、自分のことを見透かされても平気だが、ほぼ毎日会う同僚に自分の全てを見透かされることは面白くない以上に若干嫌だという気持ちもあった。でも仕方ない。彼だって見たくて見ているわけではないのだから。そして、私の矛盾に気づいた。占いは好きだけど、近場の人に見透かされるのは嫌。

とにかく多くの女性にとって、月と占いは切っても切り離せない関係だし、初対面で【占いできるんです】と言われたときの自分の心の開かされ具合は滑稽を通り越して笑えるレベル。やはり私は占いが好きで好きでたまらないなと思ったと同時に、「中年親父が【手相占いできるんだ】と言ってニヤニヤしながら手を触ってきた〜」と言っていた友人の、あのマジで発狂しそうな顔も思い出した。

昨今、また占いがブームだが、占いに頼りすぎず、1つのエンターテイメントとして今後も捉えていきたい。【占えます】は、私の脳内で【あなたのことがわかります】に変換され、じゃあ心をオープンに、警戒せず近づこうと思わせる。心をオープンにしていい人、いけない人の判断をちゃんとできる自信があるのなら【占えます】に自然に流されてもいいのではないか。

彼女に出会えた私はやはり幸運だし、それと同時にそろそろ【運命の相手】という奴も現れてもいいのに、とも思う私であった。

渡辺真央

大きな目標をクリアするために、小さな目標を設定し、それに向けて努力し続けることが出来るライター。自分をどう動かすかを理解しているので、失敗しても、煮詰まって...

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