自分を守り、周りも守る〜コロナから外国でも「予防」の概念が当たり前になるように

オンナの叫び

ちょっと前までは、日本人のほとんどがマスクを着用していることにびっくりする外国の方が多いと聞いたことがあります。しかし現在は、コロナウィルスという国際的パンデミックで、各国マスク着用が必須になっています。

文化の違い

これは私の実体験ではなく、以前私の知人がイギリスで仕事をしていた時の話です。

彼女はいつも、インフルエンザやノロウィルスなどが流行る時期にマスクをする習慣があり、ある日、マスクをして出社したことがありました。

出社した際に、いつもは感じない同僚からの冷たい視線を感じたそうです。

そして、上司に心配されAre you alright??(大丈夫?)と聞かれ、大丈夫だと答えました。上司は困った顔をし、先程の質問を言い直しました。Are you sick??(具合が悪いの?)と。彼女は最初、質問の意図がわからなかったのと、特に体調も悪くはなかったので、No sir(いいえ)と答えると、その時の彼女にとって驚きの言葉が返ってきました。So why are you wearing mask??(それではなんでマスクをしているの?)と。そう聞かれ、彼女は時が止まったかのように固まりました。事情を説明すると、上司からは具合が悪くないのであれば、取ってくれないかと言われたそうです。マスクをしている人は、重症な病気か感染する何かを患ってると思われてしまうからと。

これは私の考えなのですが、日本では、仕事を休むことで周りに迷惑をかけてしまうという感覚があるので、病気にならないための予防としてマスクを使います。

海外では、感染するような重い病気にかかってしまった場合に広めないために使うのでしょう。

しかし現在でも、各国の考え方の違い、そしてそれを行動に移す文化の違いを感じます。アメリカで行われた、マスクをしないという選択をした人たちによるデモがいい例です。

マナー?義務?

私の職場は、残念ながらリモートワークをしていないので、毎日電車とバスを使って通勤をしています。

この前帰りに驚きの出来事が2つありました。1つ目は、バスに乗って帰るとき優先席に若い女性が棒付きのあめを舐めていたのです。あめは棒付きだったので、もちろんマスクをせず舐めていました。優先席で足を通路側に放り出している姿にもびっくりしましたが、このご時世でマスクをせず棒付きあめ…すごい人もいるものだなとその時は感じ、バスの後ろ側に移動しました。

もっと驚いたのは、同じ日に電車へ乗り換え、最寄り駅で降りてエスカレーターの左側に乗った時のことでした。2019年の時点でエスカレーターの歩行禁止されたにも関わらず、右側を歩行する人が未だにいて、その中の人にわざわざマスクを外して、上りながら痰を吐いた人がいたんです。

この2つの出来事に共通しているのは普段のマナーがなっていない人は、新しいマナーも守れていないというのを感じました。

もちろん、自閉症の方や皮膚の病気がある人、2歳未満の子どもなど、マスクがつけられない理由のある人は別です。

マスクで100%防げない、ウレタンマスクは防御効果なしなど色々と騒がれていますが、予防効果は全く0%というわけでもないと思います。なので、まずは自衛を目的に、そして次にマスクをつけられない人たちを含んだ、周りの命を守るといった目的で、そういった面に気をつける人が増えてほしい。

現在は、各国ロックダウンや不要不急の外出を控えるように呼びかけられたりしていて、
人が集まる場所に出かける時はつけられない理由がない人以外マスクが必須です。

パンデミックが終わっても、「予防」と言う意味でマスクをしたり、自衛や他者にうつさないような行動をとる。
この日本の文化が世界の当たり前にいつかなるように願っています。

書いた人 サツキ

ブラジルと日本のハーフ。 小学生の頃から、英語・ポルトガル語に触れる環境があり、語学ができると自惚れ外語大に入学を決意。帰国子女やネイティブに敵わず、挫折を...

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