色々溜まって、爆発して、誰でもいいから抱きしめて

オンナの叫び

たまにすごい「寂しい」って思うときがある。
心の底から寂しい。

お金があっても無くても、恋人がいてもいなくても、洋服を着ていても着ていなくても。

多分どんなに満ち溢れた人生を送っていても寂しさは、感じるのだろう。

誰か私を抱きしめて

恋人が私のアパートから帰ったとき、ミスをして自分を心の中で罵倒しながら、駅のホームで電車を待っているとき、何もない休日、漫画を読んでいるふとした瞬間、私は強く寂しい、と感じる。それと同時に誰かに抱きしめてほしくなる。

実際には誰でもいいわけではなく、自分の恋人に、はたまたそのとき思いを寄せている人に抱きしめてもらいたいのだけど、
現実には無理で、恋人がいない期間とか、実際に〝その場〟にいないときに「寂しさ」は特に狙ったようにやってくる。
(はたまたそのような存在がいない状況だからこそとも言える)そしてどうしようもない気持ちになる。

そのときの内心は暴れまくっている。ホームで普通に電車を待っているオンナのフリをしながら、内心はウワッーーーーーーと心の中で叫んでいる。自分への苛立ち、環境への苛立ち、関係のない過去の出来事への苛立ち、全てを引っ張ってきてウワッーと叫び、ある程度は落ち着く。

次は悲しくなる。悲劇のヒロインぶる。カワイソウな自分を自分の中に作る。なぜかさっきとは逆で、自分で自分を慰める。大丈夫だと、自分にいい聞かす。

最終段階で、誰かに抱きしめて貰いたくなる。誰かの胸にスッポリ包み込まれたくなる。赤ちゃんのように母親に包まれたくなる。そして、誰でもいいから抱きしめてと想い、隣にいるサラリーマンを見る。現実に戻る。おかえり。

そうしてこのやり場のない寂しさだけを抱え、何本か見送った後の電車に乗り、誰もいないアパートに着く。

一人になると考える

駅のホームとアパートの間での、電車に揺られているときや、改札を抜けてアパートまで歩いているときに色々と考える。例えば、「寂しい」と思うからこそ周囲の人間を大切にしよう、とか。寂しいときに、なるべく抱きしめてもらえる確率を上げるために恋人を作りたい、とか。そのために自分の人間力を上げたい、とか。

馬鹿のように、アホみたいに、先ほどまであった「寂しさ」を忘れるくらい「寂しい」から派生したいろんなことを考える。

 

もう赤ちゃんではないから、誰も簡単には抱きしめてくれない。でも、大人になった私でも抱きしめてほしいときがある。それは恥ずかしいことのようで、それでも多くの人が家の中でハグをしたり、されたりしているであろうことだから、おかしなことではないと自分に言い聞かす。

私は個人的にハグが好きで、ハグをしていると癒される。スッキリする。ストレス解消の1つである。だからここまでハグに取り憑かれている。誰でもいいから、ハグをして、と駅のホームで一瞬思うくらいには。

赤ちゃんのとき、しっかり「抱っこ」された記憶があるからいつまででもハグが好きなのかもしれない。しかし、赤ちゃんはいつだってハグされることができるけど、今の私は恋人という存在がいないから、いつでも簡単にハグできるわけではない。「誰か」がいないとハグできないところが、ハグの良いところであり、悪いところだ。赤ちゃんにはいつだってハグされる特権がある。実に羨ましい。

その思いが強くする

「寂しさ」を経験しているのは家族がいるから、友人がいるから、恋人がいるから、その暖かさを知っているからであり、初めからなかったら寂しいなんて感じなかっただろう。今まであったものがないと寂しい。誰かの死も、恋人との別れも、友人との喧嘩別れも今まであったから「寂しい」ということに気付くのだ。

多くの人が言う、【失ってわかる大切さ】私たちは、絶対何かを失う。そして寂しいと感じる。

そのときのために、「寂しさ」の行き場を考えることって大事だなと思った。

自分なりの、寂しさへの対処法を考えたい、それを増やしたい。そうすることが私をハグなしでも、自分自身を癒し強くさせてくれるだろう。

あなたは「寂しい」ときどうしてる?どんなときに「寂しさ」を感じる?

寂しさの対処法は、悲しみや苦しみ、全てのネガティブな感情への対処法にも繋がると思っている。

いつの日か、また誰かにハグしてもらえるよう、私は今日もこの寂しさと付き合いながら生きていく。

書いた人 渡辺真央

大きな目標をクリアするために、小さな目標を設定し、それに向けて努力し続けることが出来るライター。自分をどう動かすかを理解しているので、失敗しても、煮詰まって...

プロフィール

ピックアップ記事

関連記事一覧