今も苦しい。それでも、10年前よりは確実に楽しい。~思春期の私に伝えたいこと~

オンナの叫び

私は自分のことが大好き。自分の好きなところを1つ挙げてみる。

夢や目標があること

恥ずかしいくらい大きな目標から、明日にでも叶えられそうな小さな目標まで様々である。それを物心ついたときから持っていたし、常にやりたいこと、好きなことがはっきりしていたから自分自身でも目標や夢が見つけやすかった。

好きだけど、大好きだけど嫌な自分ももちろんいる。では、逆に自分の嫌いなところを1つ挙げてみる。

食わず嫌いなところ

食べ物についてではなく、物事の真価を理解しないで、わけもなく嫌うことが多い。そもそも口癖が「えーヤダ」「嫌い」というネガティブなワードが多い。もう少し、発言する前に一呼吸置いて、考え、その後に自分の意思表示をしたい。

大嫌いと大好き

誰しも自分の好きなところ、嫌いなところがあるだろう。例を1つずつ挙げたが、考えれば考えるほど出てくる。
でもそれは、あまりにも自然なことで、生きている我々人間の性ではないだろうか。好きなところを広げ、嫌いな部分を克服しようと努力する過程が人生ではないだろうか。

しかし、どうしても、嫌いな部分にしか目がいかず、その一点だけを攻め続ける人が多い気がする。
思春期真っ只中の13歳〜20歳までの私がその1人だった。ずっと自分はわけもなくダメな人間だと思い込んでいた。

酷いときは、メモ帳にわざわざ自分のダメな点を全て書き込み、ただただ自分を傷つけていた。なぜ自分自身をあそこまで傷つける必要があったのかは分からない。

しかし、とにかく自分のことが嫌いで、気持ち悪くて、なぜ生きているのかと常に自問自答していた。泣きながら自分の顔を叩いたりしていた。今となっては考えられない。

でも当時はそれしかできなかった。

そう考えるしかなかった。

初めての挫折

13歳、中学1年生で私は初めて挫折した。色んなことに挫折した。全てに対して周りから劣っていると感じていた。自分の何もかもがコンプレックスだった。よくお風呂場で泣いていた。ただもっとこうだったら、もっとああだったらと、自分の置かれた場所に、自分の才能に、自分の生まれてきた容姿に不平不満を言っていた。

高校生のとき、学校を休んで1日中泣いている日があった。母親に言われた。

「何がそんなにも不満なのか、五体満足で生まれ、恵まれた環境にいるあなたがどうしてそんなにも嘆いているのか」

理解している、自分が恵まれていることにも、幸せだということにも。

だけど、そのときの私は、全く幸せではなかった。満たされていなかった。
「じゃあ貧困で生まれたかったよ」と無知からくるあまりにも馬鹿げた、安易な発想をした。

当時の自分を振り返って

あれから10年以上経った。今なら、ようやくわかる気がする。

私は、なんの努力もなしにただ、文句を言っていた。
自分を責めることと、傷つけることしか知らなかった。

そうすることが精一杯だった。

それが自分という人間だった。

幼さからか、努力をして問題を解決しようという発想には全く至らなかった。
常に周囲の人が羨ましかった。努力の仕方さえもわからなかった。自分が何で満たされるのかも分からなかった。

いつから今のような前向きな思考になったのか。

気づいたら成長していた。10年前と比べると全く違う思考をしている。
今も大概苦しい、辛いことだってある。それでも、10年前よりは確実に楽しい。
それはしっかり自分で考え、その都度問題をクリアして来たから。それを積み重ねることが、自分の好きなところだと発見したから。

ただ自分を責めて傷つけていた私はもう完全に過去の私で、今の私は自分を客観視して、反省し、その対処法を考え実行できるまでになった。

悩むではなく考える。

自分で考え自由に行動できることが私が生きていると実感できること。
それが私の幸せなのだと気づいた。そして、自分で幸せを作れて、初めて他人も幸せにできるのだと思った。

今でも忘れない。
母親に、「なんのために生きているのかわからない」と問うた。

母親は、「それを探すために生きている」と教えてくれた。

中学生ながらに、深いと思ったし、それと同時にわからない、ハッキリと答えのない質問を自分の中で繰り返すことはやめようと思えた。

今でも嫌いな自分は当たり前のようにいる。しかし、それも私の1部分であり、それだけに焦点を当てて攻撃するようなことは無くなった。
他人には、そんな酷いことを言わないのに、なぜ自分自身にはそこまで酷いことを言うのか。

もちろん、自分と人では全く違う。

だから自分に厳しくするのは当たり前だが、自分を貶すことはもうやめよう。
自分で自分を癒せる、そのような人はこれからの時代、強いと思う。
厳しい世の中で、せめて自分のことだけは忘れず褒め続けよう。褒め続けられる行動を1つでもしよう。
【常に好きな自分でいたい】この合言葉と共に私は今日も生きていく。

 

渡辺真央

大きな目標をクリアするために、小さな目標を設定し、それに向けて努力し続けることが出来るライター。自分をどう動かすかを理解しているので、失敗しても、煮詰まって...

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