「ボクがかかったら…ママがかかったら…」 コロナに怯える小5息子にストレス軽減のツボ押してみた

健康・メンタルヘルス

思春期になると誰もが少なからず体験する「反抗期」。

親のちょっとした言葉にわざわざ反抗してみたり、先生の言うことを聞かなかったり・・・

これは、自我が芽生え始めた証拠。成長過程でなくてはならない大人への第一歩と言われています。

 

反抗期、ストレスを感じているのは子どものほう

子どもの急な変化に、親も戸惑いストレスを感じますが、忘れてはならないのが、子ども自身もストレスを抱えているということ。

「体は大人、心は子ども」という状態が生み出す焦り。

学校生活でのストレスを発散させるため、家庭では「素の自分」を出しているケースもあります。

 

特にコロナ禍で不自由な生活を強いられる今、まさか同じ状況で2年も過ごすなんて思っていないのは大人も子どもも一緒です。

遊びに行けない、運動会も修学旅行もない、この異常な2年で小さな子供にも、大きなストレスがのしかかっています。

 

我が家の場合、小5の息子はゲーム三昧な日々を楽しんでいたかのもつかの間。通学が始まった矢先にクラスから濃厚接触者が出て学級閉鎖になったのを皮切りに、一気に不安が押し寄せたようです。

毎日「僕がかかってしまったら・・・」「ママがかかってしまったら・・・」を繰り返すようになり、親としてショックを受けました。

 

感じるストレスは人それぞれで、理由も症状もバラバラ。なので子供が発するサインを見逃してしまっていたり、感じ取っても様子を見ようと放置したりしてしまいがちです。その見逃しと様子見で怖いのが、ストレスが原因で起こる身体的症状。小さいストレスが積もり積もって胃腸などの消化器をはじめとする内臓や、肌、毛髪、自律神経などにダメージが起きます。精神的にはイライラ、集中力の低下、無気力など一見反抗期かと思う様なことも実はストレスが原因だった、なんてことがあります。

 

ストレスフリーな生活が一番良いのは百も承知ですが、それは不可能に近いのが現代。じゃあ、せめてストレスを感じても溜め込まないようにしてあげましょう。ツボ療法を使うことでストレスによる過度な交感神経の緊張を和らげ、自律神経の乱れが整って行きます。

 

必要な道具と使い方

まず用意するのは、爪楊枝15本とそれを束ねる輪ゴム、この2つだけ

写真のように束ねて使用します。

使うのは主に丸い方で、尖っている方はほとんど使いません。特に小さい子供には本数を減らしたり、柔らかい歯ブラシで代用しても大丈夫です。

 

使い方は簡単。丸い方でツボとその周囲をトントンとリズミカルに叩いて行きます。ここで注意していただきたいのが刺激をする時間。当てはまるツボ1箇所につき10秒以内で済ませること。長ければ良いわけではなく、「え?こんな短くて良いもん?」っていうぐらいがちょうど良いです。

大人にももちろん使うことができます。時間がない場合は、爪楊枝の尖っている方を使います。1箇所につき10回程度トントンしてください。

 

症状別「トントンするツボ」3選

1、イライラ・ヒステリーに・・・

肩井(けんせい):左手を右肩に置いた時、中指が当たる部分

神門(しんもん):手のひらを上にし、小指側の手首の骨の出っ張った部分

身柱(しんちゅう)と心兪(しんゆ):肩甲骨の間の上半分の高さあたり

 

2、不安・落ち込みに・・・

膻中(だんちゅう):左右の乳頭を結んだ真ん中の部分

三陰交(さんいんこう):うちくるぶしの一番高いところから指4本分上がった部分

 

3、集中力がない・忘れやすい・・・

労宮(ろうきゅう):手をグーに握った時に中指の先が当たる部分

百会(ひゃくえ):頭のてっぺん

神門:手のひらを上にし、小指側の手首の骨の出っ張った部分

三陰交(さんいんこう):うちくるぶしの一番高いところから指4本分上がった部分

 

なお、全ての症状に共通するツボは「湧泉(ゆうせん)」といい、足の裏にあります。爪先からかかとまでの約1/3のところにできる窪みが湧泉です。生命の源となる「気」が湧き出るツボとして使います。

 

我が家では爪楊枝が残り少なかったので人差し指と中指の爪で軽く背骨の上の方の「身柱」をタッピングしました
。小児鍼でもよく疳虫(かんんむし/子どもの夜泣き、ぐずること)の治療で使う場所なので、子供によく効きます。

なんとなく子供がイライラしてるなぁと感じた時はもちろん、
甘え方が以前よりベッタリになった時、食欲や元気がない時なども子供が安心できると思います。

コロナで不安な気持ちになっている子供たちへ安心できる世の中になるまでお母さんたちは守からね。

書いた人 加藤有加

大手アパレルメーカーの販売員を経て、自身の無月経をツボ刺激で改善させたことから「薬に頼らない治療」に魅力を感じ鍼灸の世界に飛び込む。 手指鍼に出会い、内科的...

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