どうしてあの子を呼んだの?結婚式の招待客リストに見え隠れするオンナの闇

ヤミ・沼

ある日届いた結婚式の招待状。

それが心待ちにしていた招待状ならば、あなたの気持ちも弾みますよね。

でも、もしその招待状が、予想していなかった友人からのだったら?
あるいは、ここ最近連絡を取っていない友人からのだったら?

そしてあなたの結婚が決まり、招待状を出すとき。
招待状リストを、どんな基準で決めますか?

雨天欠席?結婚式はレジャーなのか?

結婚式の日は、やはり晴天になって欲しいものだ。

その日の私の委託先は、ガーデンが売りの結婚式場だった。
ウェルカムパーティー、デザートビュッフェ、ガーデンからの入場。
写真撮影、etc、、、。

今日は雨で残念。
そう心の中で思いながら、御新婦のヘアーセットを始めた。

御新婦がボソッと
「あ~あ。雨降っちゃったから、友達来ないかもな~」

????なんだって?

「えっ?」
「そんなことないですよ!結婚式なんですから!」

そう励ました。
だって、結婚式ですよ。
当然行きますよね?あなたも?

すると御新婦は

「だってー私行かなかったもん」
「雨、めんどくさいじゃない」

私は、返す言葉がなかった。
(マジか?~時代なのか?人種なのか?)

御新婦様、お友達の結婚式行かなかったの?
雨だから?めんどくさかったから?

それじゃー仕方ないよね。来ないかもね。

 

天候が人にもたらす影響は、意外と大きい。

なんの予定もなくても、朝から青空が広がって入れば気分は上がる。
どんよりと、雨でも降っていようものなら何もやる気ゼロだ。

それが自分の結婚式なら?

晴天か雨かで、天国と地獄ほどの気分の開きがでる。

「日頃の行いが、、、、」
「雨オンナだから、、、」

私のブライダル歴25年の統計上では、雨オンナ自身の結婚式当日は、晴天なのだ。それも100%!

雨オンナの人は、今まで自身の大事なときは必ず雨だった。

そんな経験から、挙式の日も雨が降ると予測。

雨バージョンの進行も、しっかり入念にプランニングしている。
晴の日に負けず劣らずの、楽しいプランを。
きっと神様は平等にしてくれているのね。
今まで雨で悲しい思いをしてきたから、人生で重要度の高い日は、晴天にしてあげよう!と。(笑)

雨が面倒で、お友達の結婚式に行かなかった御新婦さま。
その後、お友達は来たのか?って?

残念ながら、いらっしゃいませんでした。

「日頃の行いが、、、」

 

その招待客必要ですか?

招待客の手元に招待状が届くのは、平均して2~3ヵ月前。
気を付けないと、うっかり忘れてしまいそうなくらい前だったりする。

人数が確定しないと、進められない事が多々ある為、どうしてもある程度日数が必要になる。

予想していなかった友人からの招待状。

素直に「嬉しい」「招待してくれるんだ」

そう思える場合。
きっと短い期間であったとしても、その人と信頼性のある、いい付き合いがあったと想像できる。

一方で、招待状を目の前にして思考停止に。
出欠の結論をすぐに出せず、いったん封筒に戻してしまう。

それは?

その人との関係性を思い出し
「なんで私に?」
「私そんなに親しかったっけ?」

招待する側と、される側に大きな温度差がでる。

親族、会社関係以外で招待客を選ぶ基準?

①親友(お互いが親友と認めている場合)
②友人A(親友に近い。蜜な関係性)
③友人B(付き合い程度の関わり)
④単なる知人

多くの人は①②までを招待客としてリストアップする。

でも!
結婚式&披露宴を、どんな目的で開くかにもよる。
特に披露宴の基本は『お披露目』が目的ではあるのだが。

多くの人は?

社会的立場などに、重点が置かれた披露宴を開く人たち。
自分達にとって、本当に大事な人への報告の為に開催する人たち。

そして、次のような人たちもかなりの割合でいた。

挙式披露宴自体が目的になっている人たち、だ。

もちろん当人たちは、そんな事思ってもいないだろう。

お互い「この人しかいない」「この人と共に一生生きて行きたい」
そのように心に決めたから、結婚するのだろう。。。。

ただ、挙式披露宴に関する準備や、当日の言動などを俯瞰で見ている第三者からすると、、、、

『ただ、結婚式がしたいだけなんじゃないか?』と。

自分にスポットライトが当たり主役になれる日というのは、一般人には
他にないだろう。

「カワイイ」
「キレイ」
「スゴイ」

など持ち上げられ、チヤホヤされる。
招待客からも、スタッフからも大事に大事に扱われる。

自分の可愛さと、幸せを多くの人に見せつけることは?

「オンナの承認欲求」を満たしてくれる絶好の場だ。

 

少し”?”と思う自分の所に届いた招待状。

「ひとりでも多くの人に、私の幸せを披露したい」

このような、オンナの心の奥に潜んでいる気持ちの現れ?なのではないだろうか?

当然、単なる人数合わせで決められた招待客も。

なるべく自分たちの持ち出しを少なくする為、ご祝儀目的で呼ぶことに決められた招待客が、一定数いるのも事実だ。

一方で、その招待状を受け取り悩んだ末、知人である以上マナーだからと、なんとなく挙式披露宴に出席することとなった人。

幸せが溢れていると、思われる披露宴会場。

笑顔とは裏腹の腹の中。
招待する側、される側に少~しだけある人々の想い。

やっぱり、オンナの中には悪魔がいるのだろうか。

書いた人 一二三輝恵

35年以上にわたり美容業界に携わり、その内25年以上をブライダル業界で働く。 元々脚本家を目指していたこともあり、ブライダル業界にて 新郎新婦からのヒアリン...

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