世界妄想大旅行!B級グルメ大国・台湾でお散歩のお供は胡椒餅

今回は関西国際空港からフライト時間、約3時間の台湾・台北に行ってみたいと思います。3時間ぐらいならLCCでもガイドブックを眺めていればあっという間に着きます。
台北の桃園国際空港に当着した後は市内までは便利なバスと新幹線、MRT,
タクシーの4つの方法があります。
桃園国際空港の中の案内図や表示灯は漢字と英語表記に併せて絵も書いてあるので迷うことなく目的の乗り場にたどり着くことが出来ます。
2020年に開通したMRTでは市内まで40分弱、バスだと1時間弱。市内をじっくり見たい方にはバスがオススメです。ノンストップで台北駅に行きますし、24時間運行しているのも嬉しいポイントです。
チェックインの後は早速出かけてみましょう!
台北市内はフラットな土地なので徒歩での移動も可能ですが、雨の日や暑い日などはMRTという地下鉄での移動がオススメです。ガンガン利用する場合は
1日乗車券を、他にはチャージ式の交通カードがあります。地下鉄そのものは初乗りNT$20(日本円で80円ぐらい)なのでNT $200の交通カードがあればかなりウロウロ出来ます。
試しに台北で一番大きい士林夜市に行ってみましょう!台北駅から初乗りのままのNT $20で行く事ができます。剣潭駅で降りると進行方向目の前に夜市が見えます。18時から25時まで開いている夜市ですが、オープン直後に行くとお店の人の視線が痛いです。ゆっくりみて回るなら20時以降のほうが人出も多く活気が溢れています。
巨大な屋台村の様な夜市は地下1階から地上1階、外にもお店が並んでいて、一通りみて回るにも時間がかなり必要です。
ジャンボサイズのフライドチキンや牡蠣のオムレツが美味しいですが、是非食べて戴きたいのがフルーツの「釈迦頭(シャカトウ)」
中は白い果肉です。英語では「sugar apple」と呼ばれるほど甘く、ショリショリした食感。熟すと崩れやすいので日本ではあまり見る事ができない果物です。
台湾最古の龍山寺でパワーチャージの後は路地裏の胡椒餅!
お天気が良ければ是非徒歩で龍山寺へ!ゆっくり歩いても1時間弱で到着します。MRTでも2駅です。
龍山寺には本尊の観音菩薩の他に天空の神、学問の神、水を治める神、航海の守護神、子宝の神、お金の神が一緒に祀られています。入り口に日本語と英語で参拝の順や方法が書かれていますし、ボランティアで案内もお願いできるので安心してお参りしてみましょう。
いつも観光客や地元の人で賑わっていますので、7つの神様をお参りするのは結構時間が必要です。また、建物の至る所に竜の彫刻が置かれているのでそれを探しながらぐるっと一回りするのも良いですね。
参拝が終わった後は目の前のMRTの駅に向かって行きましょう。駅を超えて左の路地の奥に賑わっている所があればそこが「福州元祖胡椒餅」。混んでいれば焼き上がるのに15分ほど待たないとダメですが、焼き立てがやっぱり美味しいのでここはしっかり待ちましょう!番号札をもらって待っている間にお隣の「麺線」が気になります。麺線とはソーメンをとろみのある汁で煮込んだ麺料理。ホルモンが入っていますが、臭みや脂っこさはなく、地味な見た目ながらもどこかホッと出来る優しい味です。
15分ほど後、番号札と引き換えにもらった胡椒餅はアンパンぐらいの大きさで、ゴマ付きのパリパリの皮の中に胡椒で味付けされたお肉が入っています!
名前に付くほど胡椒が効いているかと思いきや、そこまでではなく、小さなお子様でも食べやすい感じです。
名物片手にぶらぶら散歩
台湾の公共の乗り物は飲食禁止の場合が多く、片手に食べ物や飲み物を持っていれば自ずと徒歩での移動が多くなります。市場も多く、店先に置かれたセイロからは美味しそうな匂いと湯気が立ち上っていますのでガイドブックに載っていない様なお気に入りのお店を探し歩くのも楽しいですね。