~結婚式で見えてくるオトコの器 そのクレームは式場の問題じゃない!~

オンナの叫び

客商売はホント辛いよ。よく考えてお客様

披露宴はどんなスタイルにしようか?

ゆっくりと、生演奏の流れる中、食事と会話を楽しむスタイル?
お友達に、余興をお願いしての参加型スタイル?

あなたならどんな、披露宴にしたいですか?

お友達の結婚式、披露宴に出席するのが決まった時、その役目を頼まれた経験ありませんか?

スピーチ、歌、余興。

結婚式の仕事をしていたとき、数百組の披露宴を見てきた。

その中には、プロ顔負けの歌唱力のお友達や、短く面白いスピーチ上手な上司の方もいた。

そういった披露宴の担当にあたると「今日はイイ歌聞かせてもらえてラッキー」と、ささやかな嬉しさを感じた事を覚えている。

ある日、親しいプランナーが嘆いていたことがあった。

「御新郎が『謝罪に行ってくれ』って言っているらしいよ」

「○○課長と△△プランナーが、関西まで謝りに行くみたい」

「たまったもんじゃないよ。そんな事まで式場のせいにするなんて」

どうやら。
御新郎側のお友達がおひとりで余興をされたらしい。

どんな余興かって?、、、

DVDの上映をしながら、そのスクリーン前である歌手の芸?(モノマネ的な)を披露するという内容。

その披露宴は、御親族中心の年齢層の高い集まりだった。
もちろん、二人のお友達も出席されていたけれど。
余興、がんばって一生懸命されたんだと、思う。

でも。。。ウケなかった。

全然笑いが出なかったのだろう。

それが原因!

なんのって?

式場スタッフが、東京から関西まで謝罪に行く理由。

「友達の余興がウケなかったじゃないか!」

「式場のしきりが悪い!」

「友達にも謝って欲しい!」

えっっっー?
それ、なんの怒り?

ウケなかったのは、私達式場の原因なのーーーー?

個人的な考えだけれど、あえて言うならば。

披露宴の形状とは?
幅広い年齢層と、仕事などの生活環境が違う人たちの集まり。

だからこそ、一部の人にしかわからない余興は避けるべきでは?と、
面白い余興、それなりの余興、そうでない余興を、飽きるほど見てきた私の考え。

ちょっと出席者の年齢層に合わなかったのかな???

余興をしたお友達はショックを受けてたのか?
それともお怒りだったのだろうか?

『謝って欲しい』とのご要望は、新郎からなのか?
お友達からなのか?

御新郎、御新婦。
あなた方は、もちろん爆笑したのよね?
どちらにしても、それに賛同した新婦。

それは、心からの賛同なのか?
旦那様となったご新郎に、嫌われたくなくての賛同なのか?

人の思考回路とは、千差万別。
私だったら、そんな器の小さなオトコとは一緒になりたくないな。

ご祝儀が少ないのは誰のせい?

結婚式(披露宴)に出席するさいに、絶対忘れてはいけないものがある。

もちろん、ご祝儀である。

北海道のように、会費制での披露宴が一般的な地域もあるが。

基本的には招待状にその旨が記載されていなければ、ご祝儀を持参するのがマナーである。

そして主催者である新郎新婦も、その招待客の人数や内訳で、得られるであろうご祝儀を見積もる。

ハッキリ言って結婚式(披露宴含め)はお金がかかる。

もちろん節約しようと思えば、節約できるが。。。

それにはハガネのような強い意志と、かなりの労力、そして他人の目を気にしない心、これらが必要になる。

「せっかくですから~」

「一生に一度ですから~」

「皆様これぐらいのものは、ご用意されますよ~」

「後悔のないように~」

魔法のセールストークを浴びせられ。

低価格のとお高い商品の写真を見比べさせられ。

「ご来賓の方の楽しみは、やはりお料理とお酒ですから~」
「この地方では昔から、引き出物以外に○○をつける風習があります」

ほとんどの打ち合わせが終了した頃には、当初の見積よりプラス100万ぐらい跳ね上がってることも。

その跳ね上がった最終見積の金額を見て、こんな事を聞いてきたご新郎がいた。

「ご祝儀って、みんないくらぐらい持ってくるものなんですか?」

あら?ご新郎。

あなたは結婚式に出席されたことが無い?

周りにもいないのかな~

担当プランナーの返答はこうだった。

「お二人との関係性や、年齢、お一人での出席なのか?家族、ご夫婦での出席なのか、その人数によっても異なります」

続けて慎重に言葉を選んだプランナー。

「ご祝儀の総額見積は、平均して人数✖30.000円と言われてます」

持参すべきご祝儀の額って、一度は悩んだことありませんか?

これ、持参する側が金額を決めるとき見落としやすい事があります。

上記の項目にプラスして考慮すること。

なんでしょーか?

それは、会場なんです。

???

なんで会場?

出席者は、お祝いに駆けつけるわけですから、自分の食事代、飲み物代そして、引き出物代と同等ぐらいのご祝儀を持参するのがベターです。

もしも、いくら包もうか悩んだ末、お呼ばれした会場が高級な所でしたらちょっと多めの金額を包んで上げて下さい。

このプランナー、あくまでも平均的なご祝儀見積の話をしたのだったが。相手がまずかった?

「わかりません、人それぞれですから」とか

「ネットか、本で見てみて下さい」

そう逃げればよかったのだ。

この話でこの新郎、新婦はご祝儀収入のメドをたてた。

同時に自分たちが用意すべき金額の計算もした。

ところがーーーー!

「話が違う」

ふてくされた新郎。

「一人あたり30.000円持って来るって言ったじゃないか!」

「どうしてくれるんだ。集まらなかったじゃないか」

結婚式当日、残金をこのご祝儀で支払おうと決めていたのだろう。

それが、予想を下回ってしまったご祝儀。

アテが外れ支払いが困難になった新郎。

なんと、プランナーを嘘つき呼ばわりして、残金を値切り始めたのだ。

(支払いの為のお金、用意してないの?)

これはプランナーの責任か?

違うよね!残念だけどそれは、、、、(言えない)

結婚式って主役の二人以外にも、いろんな人の人間性とか、本質とか、関係性とかの真実が出ちゃう事があるのよね。

この状況を、隣で黙っている新婦。

不思議なのだが、たまに全ての許可を新郎にとる新婦に出くわす。

なんでだろう。

私にはそのオンナ心は見えないようである。

 

書いた人 一二三輝恵

35年以上にわたり美容業界に携わり、その内25年以上をブライダル業界で働く。 元々脚本家を目指していたこともあり、ブライダル業界にて 新郎新婦からのヒアリン...

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