19歳、華の女子大生である私の結婚観

オンナの叫び

19歳、華の女子大生。私には、結婚願望がない。

結婚って必要?

大きな理由のひとつが、恋愛が得意ではないから。

「恋愛不適合者」の私の今までの色恋沙汰については是非読者の皆様からアドバイスをいただきたいと思っているためここでは割愛するが、
簡単にまとめると、私は今まで一度も誰とも交際したことがない。

恋人が欲しいと思ったことがないわけではないが、推しで生活が満たされている今ではその思いもあまりない。

だから、大学の講義やセミナーで意見交換をしていると、たまに違和感を感じてしまう。
周りの友人たちが口を揃えて言うことに。

「結婚して子供を産みたいから、産休や育休の制度がきちんと整っている会社で働きたいなぁ。」

そのように言う彼女たちを否定したいわけでは全くないし、
産休や育休の制度がきちんと整っている会社とそうではない会社だったら、もちろん整っている会社に入りたい。

ただ私は、彼女たちが(仕事はともかく)結婚して子供を産む未来を当たり前のように想定していて、
結婚しない未来を想定している人がいなかったことに驚いたのだ。

少女漫画はフィクションの世界

子どもの頃、少女マンガを読んでいた人は少なくないだろう。

どこにでもいそうな普通の女子高生が、ひょんなことからクラスで人気者のイケメンと絡むようになって、彼に恋をする。
勇気を出して「好きです」なんて告白すると、彼に「俺もずっと好きだった」とかなんとか言われて、めでたく交際がスタート。
物語の途中で嫉妬した女子にいじめられたり、美人な元カノが出てきて関係が拗れてたりするが、それも恋愛の醍醐味。
最終的には仲直りしてハッピーエンド。
続編で結婚して子どもができたり、なんてこともある。

少女漫画では王道の、よくある恋物語。

だが、それは現実でも王道でよくあるストーリーだとは限らない。

「将来設計?そうだなぁ、30歳までに結婚して、子どもは男の子と女の子どっちも欲しいな」なんてセリフが当たり前のように出てくる、
良くも悪くも「少女マンガ脳」の持ち主たちが羨ましい。

何もしなくても結婚も子どももできるなんて人生を歩めるのは、きっと一握り。
でも、その一握りになれると当たり前のように信じ、当たり前のようにそれを叶えてしまう人が一定数いることも事実。

私のような恋愛下手は、彼らの前提である「結婚して」の前の「恋人をつくって」、
そしてその前と「好きな人をつくって」というステップで躓く。

結婚の仕方なら結婚情報誌が教えてくれるし、
恋人をつくろうと思えば「モテるオンナになるために」とか
「こんなオンナは嫌われる」とか
「気になる彼へのアピール方法」とかいう記事はいくらでもあるのに、

好きな人のつくり方は誰も教えてくれない。

「恋するとビビビってくるんだよー」
とか言われても困る。

ビビビってなに、ビビビって。

自分はヒロインになれるの?

恋愛下手が陥る思考回路の参考に、再び少女マンガを開いてみるとしよう。

そもそも、「どこにでもいそうな普通の女子高生が」で躓く。

マンガで描かれているどこにでもいそうな普通の女子高生は、大抵黒髪ストレートで、顔が可愛くて、ちょっと内気もしくはかなりの負けず嫌いで、料理ができる。

対して私の女子高生時代は、美醜はおいておいて、天然パーマで、毒舌で、レンチンこそ正義!

「普通」のハードルが富士山レベル。

ここで躓くとさすがに話にならないため、「普通」になれたと仮定して話を進めよう。

次が、「ひょんなことから」。

ひょんなことって色々あるけど、そんなイベントが発生する世界線はどこですか?

「教科書忘れちゃったから見せて!」なんてことすら、みんな隣のクラスの友達から借りちゃうから、なかなかないのに。
しかも絡む相手は「クラスで人気者のイケメン」。
席替えの時、例えば40人クラスで人気者のイケメンと席が隣になる確率はたった2.5%。難しいことは自明だ。

それから、「恋をして告白する」。

仮にここまでクリアしたとしても、最難関は「「俺も好きだった」とかなんとか言われてめでたく交際スタート」だ。
人の気持ちなんて本人以外はわからない。
私が相手のことを好きだとしても、相手は私のことを好きだとは限らないわけだ。

ここで残念ながら振られてしまったら、またゼロからやり直し。

…うっわぁ、恋愛って大変。「結婚って奇跡」って言葉があるのも頷ける。

こんな調子だから、私は「結婚して、子供がいて」、なんて未来をいつまで経っても簡単に語れない。
恋愛をする覚悟がないのだ。

楽な恋愛をしたいとか、恋愛を舐めてるとか、そういうことではなく、ここまでして結婚したいか?と問われると、私には無理だ、という話。

女性の社会進出が進み、結婚こそ幸せって時代でもなくなったこの時代に生まれてこれた私は、もしかしたらかなりラッキーなのかもしれない。

書いた人 日下寿乃

神奈川県の湘南出身、2001年生まれの現役女子大生。都内の女子大で総合政策を学び、メディア業界に就職するためにさまざまなスキルを身につけるべく、ライター活動...

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