コミュ障が接客バイトをしたら病んだ

オンナの叫び

高校に入学したら、すぐにケンタッキーでアルバイトを始めた。
人と接するのが苦手で、自分に自信をつけたくて、
そんな時母に相談すると「この前、近くのケンタッキーがバイト募集していたよ!」と言われた。

それで勇気を出して、家から近い接客業のアルバイトにした。

ケンタッキーでバイトをすると決意した理由

案の定、私が自分に自信がなくて、声が小さくてお客さんに聞き返されることが多かった。
その私の不安を店長さんが研修二ヶ月目ぐらいに見越して、

「杉本さんの場合は演技をしないと、この仕事はやっていけないよ。自分の殻を破って。まずは、大きな声だ挨拶をしてみるところから練習してみよう」

と、言われた。

この言葉が、この店舗で働いていこうと決意したきっかけでもある。

いま考えると、ものすごく真摯に向き合ってくれる店長だった。
同じシフトに入るひとたちにも、優しいひとを選んでくれて、バイトなのに教育係をつけてくれて、その教え方も丁寧だ。

「何回でも聞いていいからね。新人さんは聞くのが仕事」と、言ってくれたから、分からないところも聞きやすかった。
何ひとつ嫌な顔もせず、答えてくれるからありがたい。

なぜか、あのひとに教えてもらうと分かりやすいと思っていたが、20歳を過ぎたいまだからこそ分かる。

私に合った指導方法を考えてくれたことに。

理由付きで言ってくれたことに。

「このボタンを押せばオレンジジュースが出てくるから」ではなく、「オレンジジュースを入れたいときは、このボタンを押してね」のように、
思い出したらすぐ行動できるようにしてくれていたこと。

そして、失敗しても「大丈夫。私も、最初はそうだったから。絶対できるようになるよ!」と言い切ってくれたこと。

私にとって店長さんがいたから頑張れたことがたくさんあった。

緊張しやすいのは、社会不安障害が原因だった

そんな時、社会不安障害だと、精神科で診断された。

ちょうどバイトを始めてから五ヶ月目、ちょうど学校に行きづらくなった時期と重なった。
精神科に行った理由は、スクールカウンセラーの人に今の状態を相談すると「一度、行った方がいい」と言われたから。

主な症状は
・人前に立つと過度に緊張する
・不安が先走って避けてしまうことがある
・不安をぐるぐる考えて眠れない
この三つだ。

社会不安障害を診断するための4項目

  1. 人から見られたり、注目を浴びたりすることに不安や恐怖を感じる
  2. その不安や恐怖は、自分でも過剰であり不合理だと思う
  3. その状況に対し、避けたり我慢したりしなければならないほどの恐怖を感じる
  4. その恐怖により著しい苦痛を感じ、日常生活に支障をきたしている
    (引用:https://www.myclinic.ne.jp/imobile/contents/medicalinfo/gsk/top_mental/mental_004/mdcl_info.html)

特に、私は『場面恐怖症』が強く出ていた。
その症状はこのように書いてある。

場面恐怖症の特徴的な症状

緊張して声が震えるなど、人前でうまく発言できない。 など
(引用:https://www.myclinic.ne.jp/imobile/contents/medicalinfo/gsk/top_mental/mental_004/mdcl_info.html)

病んだ結果、私は大学二年生からひきこもりになってしまったのだ。

周りの人たちには理解しなくてもいいから、何も言わずに話を聞いてほしかった。

みなさんもコンプレックスを解消しようとして、挑戦したことはありませんか?

書いた人 杉本しほ

1997年、兵庫県明石市生まれ|大阪在住|元不登校|note初投稿エッセイ『不登校だった私の話』700スキ超|10年前からブロガー|平日は就労継続支援A型コ...

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