私を鍼灸師へと導いてくれたのはゆでたまごでした

仕事・副業・複業

鍼灸師との出会い

まず、なぜ私が鍼灸師になったのかと言うところから

高校時代に遡ります。ポッチャリだった私は入部したダンス部でレオタードを着る機会が幾度となくあることを知り、これはヤバいとダイエットを決心しました。友人が教えてくれたダイエット方法が当時流行っていた

「ゆで卵ダイエット」

ゆで卵を月曜日は9個、火曜日はゆで卵と鶏肉、ゆで卵と羊の肉・・・という風に2週間の期限付きで食事制限をするもので、
辛いのなんのって笑

辛さと裏腹に体重はスルスルと一気に5キロ減り、気を良くした私は更に自分流の食事制限とクラブ活動に精を出しました。
レオタードだけがポイントだったなら、そこまでエスカレートしなかったかもしれないんですが、高2の夏にカナダに語学研修が控えてたんですよね。
今は海外に行くのにスーツケースの重さを量るだけですが、昭和の頃は体重もチェックイン時に量っていたのでそれを覚えていたから余計に軽く軽くとどんどん減らして高1からの1年ちょっとでなんとマイナス15キロ。

それだけ減っても自分ではもっともっとと止めれない。なんと、高3になる頃にはトータル25キロ減を達成しました。

たった一錠の薬で左右される身体

成長期の女性が25キロも体重を減らしてしまうと色んな支障が出ます。日中に起きていられず、授業中はほとんど居眠りをしていたり、生理が止まってしまったり・・・

トイレのゴミが出ないことを母に気付かれ、夏休みに婦人科に行きました。「この薬を飲むと大丈夫ですよ」と処方された薬はたった一粒。
その一粒を毎日飲む様に言われて飲むと一月後には今まで音沙汰なしだった生理がちゃんとやってくるんです。
そしてやめるとまた止まって・・・「この一粒で私の生理はコントロールされているのかー」と薬ってすごいなぁと思っていた頃に婦人科の先生が「受験ですよね〜薬飲まずに、生理、止めときましょうか」と衝撃の一言!

もちろん、先生からしてみれば受験当日に煩わしい思いをするより落ち着いてからちゃんと治療をしましょうと言う事なんですけど、出産を左右する様な重大な(と思う)生理を一旦止めるってあり得へん!!と自分でした無理なダイエットは棚に上げて、薬=すごく体に影響するものと思い込んでしまい、それ以降婦人科に行かなくなりました。

薬じゃない治療法を発見!

薬を飲んでいないので、大学生になっても生理は来ず、でも薬を飲むには抵抗があって・・・と悩んでいる時に本屋さんの雑誌コーナーでふとツボ押しを特集した健康雑誌が目に入りました。そこに書かれていたのが「三陰交は女性のツボ。生理不順を整えます」と言う説明でした。足の内踝(うちくるぶし・ないか)から指4本分のツボを押す。これなら薬にも頼っていないし、毎日自分でできる!そこから私のツボ押し生活が始まりました。

 今思うと、それは本当にラッキーと言うか上手にやったと言うか・・・5ヶ月ほどたった夏休みに無事に無月経が改善され、「ツボってすごい!!!」と身をもって経験したのです。

 その後は順調に学生生活を送り、無事就職。当たり前ですが自分が歳を経るごとに、祖父母も両親も年を重ねます。24歳になった頃、祖母が坐骨神経痛で立てなくなり、そこに乳がんが再発してとても辛い状況になりました。かなりツボの本を読み込んでいたので、坐骨神経痛を和らげるツボが結構沢山あると思っていたのですが、所詮、「ツボの本を読んだ人の言う事」。説得力に欠けると思い、知ってるだけの人より、人に使える人になろう!と思い鍼灸師の資格を取るために専門学校に行く決心をしました。

 そんなこんなで鍼灸の仕事、東洋医学の世界に飛び込んで早20年。思えば頑固な(?)性格が功を奏して今に至っています。

書いた人 加藤有加

大手アパレルメーカーの販売員を経て、自身の無月経をツボ刺激で改善させたことから「薬に頼らない治療」に魅力を感じ鍼灸の世界に飛び込む。 手指鍼に出会い、内科的...

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